本文へ移動

つぼみ組(0歳児)

1歳頃までの育ち

 成長の度合いに、最も個人差のある時期です。個性や特徴、生活習慣の違いから、発達や身に付く時期に差がありますので、月齢による成長だけをとらえるのではなく、個々の発達リズムに向き合い、受け止めることが大切です。一人ひとりへの応答的な関わりの下、特定の人との信頼関係を築き、生理的な欲求が満たされることで安心します。保護者と保育士が日々の成長の様子を伝え合い、より健やかな心身の成長を支援しています。
天気に誘われて戸外でのびのび
みんな仲良く…先生だいすき❤
床暖房とエアコン・空気清浄器で気温・
空調を管理。沐浴室と調乳室も併設し
ており、広い保育室をその時の園児数
や発達に応じてレイアウト変更してい
ます。特に子ども達が手の届く場所は
毎日清掃・消毒し、健康的な生活空間
となるよう心がけています。

つぼみ組さんの一日 ~生活リズム~

 個々の生活リズムに差があるため、一人ひとりに応じて丁寧にかかわっています。家庭と集団生活の生活リズムに違いが生じると、子どもにとって大きな負担になります。保護者様との連携を十分にとり、ご家庭と保育園の生活の流れがつながることで、安心して気持ちよく過ごし、徐々に生活リズムが安定できるようにしています。
7:15~【早朝保育】
8:30~
【一般保育】 登園時にはご家庭での様子をお聞きし、お子さんに語りかけ、ゆったりと一日が始まります。肌に触れ、検温をして体調を確認し、排泄(オムツ交換)や気温に合わせた衣類の調節、室温の管理等による心地よい環境の下、安心して過ごせることを大切にしています。       
9:15~《朝のおやつ(離乳児)》
9:50~《おはじまり》 一人ひとりに声をかけ、受け止められる安心感から一日が始まります。優しい歌声、スキンシップ、語りかけで五感を刺激し、生活に心地よいリズムを作り出します。
10:00~
《朝の生活》 必要や要求に応じて休息やや戸外活動、部屋遊び等をして過ごします。
11:20~《昼 食》(※離乳完了期の目安時間です)
12:00~
《午後の生活》寝ている様子や、目覚めた時の顔色や表情を見て健康を確認します。室内遊びを中心に過ごし、おやつの前には検温をして再確認します。
15:00~おやつ (※離乳完了期の目安時間です)
15:50~《おかえり》 一日の活動の節目を感じる『歌とお話タイム』で安心感・満足感に満たされます。 ~お部屋でゆったり過ごします~
16:30~
【居残り保育】 順次降園
16:45~
《夕焼けタイム》たんぽぽ組保育室で、異年齢が一緒に遊びます。
18:15~【延長保育】 別途登録・保育料が必要です
担当職員全員が毎月保菌査で衛生管理。検査していな方の入室は避けています。
しっかり抱きとめて検温。顔色や呼吸など、ていねいに健康観察。
天気の良い日は戸外へ自然や景色の変化が心地良い刺激に
自分だけの世界で、じっくりと遊びに集中する時間も大切に。

集団での活動

生活の節目には、集団での歌や手遊び、読み聞かせの時間をもち、0歳児からの“教育”も積極的に取り組んでいます。応答的な関わりで、言葉の発達や社会性の芽生えを育みます。無理やりではなく楽しく毎日続けることで、子供たちも歌や振り付けを覚え、保育士のまねをして喜ぶ様子が見られます。まずは大人との深い信頼関係が確立することで、楽しい時間を一緒に過ごす周囲のお友達との、より良い人間関係へと繋がることを願っています。

食事(衛生管理・健康と成長への配慮・食への意欲)

 保育園の給食献立は、今治市の管理栄養士が毎月栄養計算して立てたものを使用します。つぼみ組では、この献立をもとに調理員と担任が「離乳食職員会」や日々の様子を伝え合うことで調理に反映しています。保育室内に隣接した『調乳室』では、電解水精製器・哺乳瓶殺菌保管庫などを設置した専用の設備と十分な衛生管理の下、調乳や離乳補助(すりつぶす)などを行います。
 生命を育む「食」のスタートは、ご家庭と連携しながら、無理なく進めることが必要です。月齢だけでなく、子供の発達段階や日々の体調等を確認しながら、"食べたい”気持ちが育つことを大切にしています。殺菌庫で管理したオシボリを使って手を拭き、「いただきます」と手を合わせて食事やおやつが始まります。落ち着いた環境の中、一人ひとりの様子を見ながら楽しく食事でができるようにしています。またミルク授乳の際にも、目を見て優しく語りかけるなど、スキンシップを大切にしています。
保育室から見た調乳室の様子
沸騰後80℃保温したお湯でミルクを作ります
 
哺乳瓶殺菌保管庫で衛生的に管理
殺菌保管庫で管理したおしぼりで手を拭いて喫食
意欲的に食べられるよう声を掛けながら援助します
ある日の“後期離乳食”
献立表の紹介はこちら

遊び(心地よい環境と発達支援)

 乳幼児期から自発性を育むために、「これで遊びたい」と好きな時間に好きな玩具で遊べるよう、手の届くところに玩具を置いています。自分で選んで出し入れしたり、積み重ねるなどして、自分の空間でじっくりと好きな遊びを楽しんでいます。玩具も、つまむ・たたく・引っぱるなど指先を使ったり、遊びの工夫や繰り返しができる玩具を手作りして、発達を促しています。何でも確認するこの時期はなめる事も多いので、こまめに拭いたり消毒(酸性水や玩具殺菌庫の利用)して常に清潔を保っています。また、寝返り・腹ばい・はいはい・つかまり立ち・つたい歩きなど、その時期に合わせた運動ができるよう環境を整えます。
ミルク缶で作った[棒おとし]
シンプルでも集中して遊べる
人気の手作り玩具です
カラフルな色の玩具が
目を引いて、自然に手を
伸ばして遊ぼうとします
ベット下を利用して作った
狭い遊び場…隠れ家気分で
ご機嫌です
「タンポポの綿毛ふ~っ」
季節ごとの自然の変化に触れ
感性を豊かに!
0
4
7
8
3
0
TOPへ戻る